Gmailで一時的なメールアドレス、いわゆる「捨てアド」を作成できるのをご存知でしょうか?もしかすると、今まさにそんなアドレスを作成しようと考えているのかもしれません。
私自身も同じ状況に何度か遭遇し対策を探していたところ、今回ご紹介する方法を見つけました。
アドレスの登録が必要なサイトにおいてセキュリティが気になる場合、アドレスを公開したくない場合の解決策としてGmailの捨てアドを準備するのがオススメ。
本記事ではGmailで捨てアドレスを作成する方法を図解で詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
捨てアドとは?基本的な説明から
まず、「捨てアドとは何か?」という疑問をお持ちの方のために、基本的な説明から始めます。
捨てアドを使うと、メインのメールアドレスを様々なリスクから守りつつ、不要なメールをすべて捨てアドレスで受信できます。「捨てアカウント」と呼ばれることもあり、主にオンラインサービスへの登録用のメールアドレスとして利用します。
捨てアドのメリット
捨てアドを設定するのは面倒と感じるかもしれませんが、メリットを理解すれば設定する価値をお分かりいただけます。以下が主なメリット。
- セキュリティ面で不安なサイトへ安心して登録できる
- 迷惑メールをまとめて削除しやすい
- 個人情報の漏洩リスクが減る
捨てアドを利用すればオンラインで安全に活動できるようになります。うまく活用しネット上のプライバシーを守りましょう。
Gmailで捨てアドを作成する方法
Gmailでの捨てアド作成方法をご紹介します。
Gmail以外にも多くのメールサービスが存在しますが、Gmailを推奨する最大の理由は優れたフィルタリング機能。迷惑メールを効果的に遮断し、受信トレイを整理された状態に保つことができます。
Gmailで一時的なメールアドレスを作る方法には大きく2つあります。
- エイリアス機能を利用する
- 新しいGoogleアカウントを作成する
エイリアス機能を利用する
エイリアス機能を利用すると、既存のメールアドレスに簡単な修正を加えるだけで新しいメールアドレスを作成できます。
例えば、「example@gmail.com」がメインのアドレスとすると、
という形で作成できます。
エイリアス機能で作ったアドレスが受信したメールは、メインのアドレスと同じボックスへ受信しますので、フィルターやラベルの設定など余計な手間がかかります。
新しいGoogleアカウントを作成する
もう1つは新しいGoogleアカウントを作成する方法です。
2つのうち、新しいメールアドレスの取得がオススメ。余計な手間がなく完全に独立したメールアドレスですのでメインのアカウントとは分けて管理できるからです。
- ステップ1 「別のアカウントを追加」を選択
Chromeホーム画面の「プロフィールアイコン」をクリック
→「別のアカウントを追加」をクリック
- ステップ2 「アカウントを作成」を選択
「アカウントを作成」をクリック
→「個人で使用」を選択
- ステップ3 アカウント情報の入力
「名前」の入力
→「生年月日・性別」を入力
→「希望するメールアドレス」を選択
→「パスワード」を設定
→完成
最後に、プライバシーポリシーと利用規約を確認し、「同意する」をクリックすれば完了します。この新しいアカウントを捨てアドとして使用すれば、メインアドレスのセキュリティを高めることができます。
まとめ:Gmail捨てアドの設定方法
Gmailの捨てアド作成方法を解説しましたが、作成できましたか。
現代のネット社会では、サービスを利用する際にメールアドレスとパスワードの登録が必要ですので、捨てアドを準備すると役立ちます。ネットを利用する上でもはや常識的な対策と言えるでしょう。
今回ご紹介したGmailの捨てアドを使えば、メインのメールアドレスを保護しながら、迷惑メールやプライバシーの懸念から解放されます。より安全で快適なネット生活を送ることにつながります。
メールを当たり前に使う現代において、Gmailの捨てアドは様々なオンライン上の活動において重宝されるのは間違いなし。ぜひ、この機会にGmailの捨てアドを作り、オンラインでのセキュリティとプライバシーを高めてみてください。